スーツの種類はTPOや使用用途によって様々な種類があります。
目的別に大まかに分けると、フォーマル、ビジネス、カジュアルに分けることができます。
男性がスーツを着始めるのは、成人式や就職活動での場面の人が多いのではないでしょうか。
ここでは、素朴な疑問から知っているようで知らないスーツの種類についての豆知識をご紹介します。
今回は、目的別によるスーツの種類をまとめました。
リクルートスーツ
紺やグレー、黒で無地を基調としたシンプルなスーツ。ファッション性よりも清潔感のあるオーソドックスなシルエットが特徴。
男性は、シングルの2つボタンが主流だが3つボタンを着ている人も多い。そして白のワイシャツとシンプルながらのネクタイが一般的。靴下はハイソックスの黒か濃紺色を着用。
女性は、レディーススーツが一般的でジャケットの形は、テーラードカラーでシングルの2つボタンか3つボタンが多い。ブラウスも白や淡いピンク、水色のものを着用し、スカートはタイトでやや短め。ストッキングは薄地の肌色を使用。
ビジネススーツ
名前の通りビジネスで着用するスーツで、リクルートスーツとの明確な違いはない。イヤーラウンドスーツ(1年通して着用できる)や、スリーシーズンスーツ(薄手の生地で裏地を付けない背抜き仕立てで春夏秋着用可能)など様々なタイプがありますが、基本は控えめで清潔感があるタイプが好まれます。 昨今では、実用的で機能的なものも増え、ご自宅で丸洗いができてシワになりにくいウォッシャブルスーツなどもあります。
リフォーマルスーツ・礼服
立場や時間帯で着用の種類が変わるため、知っておくと役に立ちます。本来、フォーマルスーツと礼服は別物として扱われるものでしたが、礼服も簡略化しており呼び方も曖昧なのが現状です。
燕尾服(テールコート)
男性の夜の最上級礼服の一つでテールコートとも呼ばれています。
指揮者、皇族の結婚式、勲章授与などの式典で見られます。
燕尾服を中心に構成されるドレスコードは、白い蝶ネクタイを用いるためホワイトタイと呼ばれています。
モーニング
男性の昼の最上級礼服の一つ。結婚式の新郎または新郎新婦の父が着用します。
日本ではよく見られるタイプです。
タキシード
男性用の礼服の一つで、最近では燕尾服に代わって夜の準礼服として広く認められています。
ディレクターズスーツ
昼の準礼服で、黒色の背広とコールズボンの組み合わせの礼服のことをいいます。
結婚式などで上司などの主賓格の人や親族などが着用します。
ブラックスーツ
昼の準礼服で、黒色の背広とコールズボンの組み合わせの礼服のことをいいます。
結婚式などで上司などの主賓格の人や親族などが着用します。
ラウンジスーツ
主に英国で使われる言葉で、背広全般を意味する。
19世紀後半から20世紀前半かけて着用されていたスーツの総称。
タウンスーツ
軽い着心地の普段使いのスーツで街着としても用いられる。
いわゆるカジュアルウェアの事。